30代のファミリーや単身者は
どれ位貯金しているのでしょうか?
一般家庭の気になるお金の事情を
詳しくまとめてみました。
30代の貯蓄額の平均と中央値
年収や貯金額のことって人にはなかなか聞きにくいものですよね。
お金のことなので思わぬトラブルにならないか不安でもあります。
・・・とここまでは理屈の話です。
実際のところ、自分と同世代の人たちがどれ位貯金をしているのか?
これって気になりませんか?
僕は正直すごく気になります。
人と比較しても自分がへこむだけでいいことないのかもしれません。
それでも1つの基準として参考にしたいなという気持ちがあります。
先日、2013年の総務省の家計調査報告がニュースになりました。
それによると2人以上世帯の平均貯蓄額は1739万円でした。
これを見て「そんなにないよ!」という方が多かったようです。
このデータは全世代を対象としたもので実態を反映していません。
また貯金額4000万円以上の人が11,1%もいる中の調査なので、
その大金持ちの方が平均額を押し上げている傾向が見られます。
そこで30代に絞って検証します。
2012年のデータですが公的機関が発表したものがありました。
≪30代、貯金額の平均値≫
666万円
≪30代、貯金額の中央値≫
377万5000円
※用語の説明
平均値・・・全対象者の貯蓄額の平均値
中央値・・・全対象者の貯蓄額で最も人数が多かった値
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」(2012年)
この調査の大きな欠点
この調査結果をみて皆さんはどう思われましたか?
僕は強い違和感を感じるとともに、大きな欠点を発見しました。
少し身近な例を出してみます。
yahoo知恵袋なんかには「貯金」に関する投稿が多くあります。
人々の関心が高いという証拠ですね。
「僕は独身で貯金3000万円です。やっぱり少ないと思いますか?」
「年収1000万。共働き、子ども2人です。でも貯金は0円です」
「年収350万円で貯金200万。35年ローンで家は買えますか?」
これらはすべて30代の方々が実際に投稿したものを抜粋しました。
独身、ファミリー、仕事、年収、住宅購入など状況が全然違いますね。
この人たちを一括りにした表現が「30代」ということになります。
30代は年収250万~450万の人々が半数以上を占めています。
読者の方が本当に知りたいのはこの人たちの情報なんじゃないか?
収入や生活レベルが同じ人でないと比べる意味がないと考えました。
そこでさらに対象を限定して独自調査を行ってみることにしました。
題して「本当の貯金額の平均と中央値はこれだ!」になります。
独自調査の結果は次ページにて詳しくご紹介していきます。
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